しかし ひょんな友人の誘いから競艇選手養成所を受験
年齢的にも実績的にも十分にベテランの域ですが、これからも生涯現役として活躍に注目が集まります。
瀬尾達也選手を見に訪れる人達は勿論、日本で最速クラスのスタートを見るのが目的の1つです。
若手に比べると小柄ですが、だからこそ競艇選手に向いていて、体重の軽さも活かしたレース展開で勝利をあげているわけです。
身長に対して存在感が大きく、ベテランらしいオーラを放ちますから、ついつい瀬尾達也選手を応援したくなるのも頷けます。
競艇はフェアなレースを最重視しているので、フライングや出遅れに対して非常に厳しいです。
しかし、瀬尾達也選手はフライングも出遅れも少なく、まるで精密機械のようにタイミングを見計らうので、最速クラスのスタートを切ることができています。
競艇に限らず、無料の情報で勝てるほど世の中甘くは無い。
情報戦で個人が勝つ事は不可能である。
一人目は橋谷田佳織選手です。橋谷田佳織は、スポーツ選手になりたかったからという理由でボートレーサーを目指しました。東京支部の62期生としてレーサーの仲間入りをし、アイドル的な存在でしたが、初めはそれほど名前も知られていなかったのですが、江戸川競艇の際、周回を間違えて、まだ走っているボートの前を横切り、あわや衝突事故になりそうなことがあり、その後名前が知られた選手でもあります。
菊地孝平選手は、平均スタートタイミングが0.10〜0.15と競艇界を代表するスタート巧者であり、安定したトップタイミングのスタートからの速攻派のレーススタイルを得意としています。菊地孝平選手は、1978年8月に北海道で誕生し岩手県で幼少期を過ごした人物であり、競艇好きに父親から「競艇選手になれ!」と言われていたことから国立岩手大学を蹴ってまで第82期生として本栖研修所に入所しました。
田口節子選手の平均スタートタイミングは0.20で、SGクラスの競艇選手としても遅いスタートタイミングとなっている。
スタート事故は、ほぼ毎年に1回ほど犯していることから、スタートを少しだけ苦手としていることが考えられる。
松本晶恵選手は、自在な走りでどんな競艇選手を相手取っても、どのレースでもどのコースからのスタートでも3周すべてで最後まで粘り強い「あきらめない走り」が特徴となっている。
女子競艇選手の中でもトップクラスの実力を持っている。
G1での初優勝から2年以上が経った2011年5月29日、尼崎競艇場にて開催されたSGの第38回笹川賞でのレースにて、峰竜太選手は初めて優勝戦にまで上り詰めましたが、惜しくも優勝を掴むことは出来ませんでした。
競艇(ボートレース)で勝つために必要な事は、『運』『勝負強さ』といったスピリチュアルの世界ではなく完全なる情報戦である。
「情報をいかに集められるか」が必勝への最短ルートであると言える。
次に、佐賀県出身の小芦るり華さんです。2016年にデビューしてまだ3年目の新人競艇選手です。女性ということもあり、かなり注目を集めています。小芦選手は幼い頃からその身体能力の高さは定評がありました。小、中学校ではバレーボールに励み、高校はフェンシングをしていました。さらに、フェイシングでは国体に出場経験もある輝かしい経歴の持ち主です。ボートレーサー養成所にも1発合格をしたことで周囲を驚かせました。
柳沢一選手は1981年生まれのアラフォーで、経験を積み重ねて脂が乗っている中堅選手です。
愛知県を代表する選手で、高校を中退してからボートレーサー養成所に入り、早い段階でプロの世界に入っているのが特徴です。
同期には競艇界を牽引する選手の名前が並びますが、大きな存在のライバルの中でも存在感を表し続けます。
福岡県北九州市出身の田頭実さんです。1986年にデビューして以降、33年間現役の第1線で活躍する大ベテランです。田頭選手は異例の経歴からこの世界に入りました。高校卒業時までは、地元で調理師を目指して勉学に励んでいました。しかし、ひょんな友人の誘いから競艇選手養成所を受験。東京へ行けるからという安易な理由が動機であったと本人は語っているようです。これがボートレースとの出会いになりました。
高校中退という決断をしながら、競艇選手を目指すために日々目標に打ち込んでいたようです。ここからもボートレースに対する意思や気持ちの強さが伺えますよね。何かの分野で活躍出来る女性への憧れがその原動力であったという小芦選手。
しかし、野中一平選手は現在のところSG競走やG1競走の優勝経験はありませんが、師匠の後藤陽介の指導により研ぎ澄まされていくスタート力とターンバランスの良さを武器に全ての一般競走で優勝争いを演じています。野中一平選手は、第1コースから第6コースのどのコースからでも1着をとる実力があるとされ、スタート事故は年間シーズン通して1回〜2回と少ないので安定した成績を叩き出すことができます。野中一平選手は、やまとチャンプに輝いたものの2018年後期適用勝率が6.23とA1級の昇進を逃し辛酸を舐めながらも2019年前期でA1級への昇進を決め、住之江競艇場の第32回グランプリシリーズでSG初出場した同期の仲谷颯仁選手やトップ選手との対決が楽しみな選手です。
寺田千恵選手の特徴として、進入は基本的に枠なり進入で、1つでも内寄りのコースを常に狙っているというわけではなく、6号艇に入った際に1コースを狙ってくるような強引な前づけもないということが挙げられる。
平均スタートタイミングは0.16でSGクラスの競艇選手の中でも平均的なスタートタイミングとなっている。またスタート事故は少ない。
当時まだデビューから3年も経っていなかった峰竜太選手は、全競艇選手の憧れのSGクラスのレースに出場をし胸が高鳴ったに違いありません。