卒業後 競艇選手を志す
平高選手の出身地、愛媛には競艇場が存在しません。
そんな中、なんとなくという理由で競艇選手を目指すのは、かなり肝が据わっていますね…!
喜多須杏奈は、徳島県出身のかわいいと評判の競艇選手です。やまと学校時代、リーグ戦勝率5.55(準優出4 優出2)の成績を残して、卒業記念競走で優勝しやまとチャンプとなりました。女子選手のやまとチャンプは初の出来事で、本栖チャンプ時代を含めても同じ徳島県出身の横西奏恵以来、17年ぶりの快挙となりました。また、コスプレ好きでも知られ、コスプレ姿を自らのSNSにアップし、多くの話題となっています。
1996年2月5日、福岡県飯塚市生まれの25歳。161センチ、O型。福岡支部所属。母親は元競艇選手の大山博美さん(2018年に引退)。シングルマザーだった博美さんに女手一つで育てられ、中学、高校では陸上選手。近畿大学付属福岡高校を卒業後、やまと学校に入学。在学中の成績は下位で、挫折しそうになったこともあったようです。
初めの頃は競艇のルールも何も知らない平高選手は、やまと学校(競艇選手養成所)を受験してから競艇に向き合うようになりました。
試験には、2回目で無事合格。
1989年1月20日、岡山県倉敷市生まれの32歳。153センチ、B型。岡山支部所属。同じ競艇選手の守屋大地選手は実兄。
実は女性競艇選手が登場したのはつい最近のことではありません。
競艇界で初めて女性選手が登場したのはなんと1952年で、競艇がスタートしてからそれほど間を置かずに女性選手が登場したという事になります。
中学・高校時代とハンドボールの選手として活躍。高校時代にはインターハイにも出場。山口県立華陵高等学校在学中にテレビで見た、地元の徳山競艇場でJAL女子王座決定戦競走が行われたときに優勝した岩崎芳美がインタビューで「副賞の航空券で、新婚旅行に行ってきます」と発言したのが素敵だと感じ、競艇選手に憧れを持った。
競艇選手を目指すきっかけは五反田に憧れたからである。中学校卒業後、大阪府立摂津高等学校に1年だけ在学したが中退して競艇界に飛び込み、やまと競艇学校卒業後、五反田に念願の弟子入りを果たした。
鎌倉涼は、女子選手初の平成生まれの競艇選手で、男子選手を含めても99期の坂口貴彦に次いで2人目とされています。2010年3月2日、下関競艇場での「G1第23回JAL女子王座決定戦競走」でG1初出場し、3月4日、3日目8RでG1初勝利を成し遂げました。美女ボートレーサーとして人気の鎌倉涼は、A1級に位置する、実力も兼ね備えたボートレーサーです。
小学生の時に生でボートレースを見てから競艇選手に憧れるようになり、2016年にデビューを果たしました。その後、2017年に初勝利を挙げ、G3レースも1着でゴールしました。「絶対王者」こと松井繁に憧れていて、「自分もあんな風になりたい」と頑張っています。
岡山県立倉敷商業高等学校卒業。在学中、重量挙げ48kg級の選手として活躍し、2006年に行われた全国高等学校女子ウエイトリフティング競技選手権大会で優勝している。卒業後、競艇選手を志す。そしてやまと競艇学校に進学してやまと競艇学校時代2007年のやまと競艇学校で行われたリーグ戦の第1戦で優勝。9月21日の卒業記念競走優勝戦では3着に入る成績を残した(リーグ勝率6.76 準優出5 優出5 優勝1)。
このままでは競艇の存続すら危ういと感じたため、これまでとは打って変わって女性選手を積極的に育成し、更に全面的に出していく方向へとシフトしていきました。
その結果、現在では約200名の女性選手が活躍しています。
これは全競艇選手の比率でいうと、およそ11パーセントに当たり、ほかの公営競技と比べても実は競艇の女性選手の比率は圧倒的に多いのです。