桐生競艇場では12月にモーターの交換をおこないます
桐生競艇場は内陸部に作られていることもあり、昼と夜の温度差がほかの競艇場よりも大きいのが最大の特徴です。
特に昼間と夜間の2度レースに出場する選手については注意が必要となっています。
コース別の着順については全国平均とさほどかわりありませんが、2コース以降では決まり手がまくりとなる確率がほかの競艇場よりも高いので、ターン巧者が有利な展開となりやすいです。
基本的に枠なりに侵入するので強引なレース運びはせず、安定性は抜群です。
池田浩二選手が競艇と出会ったのは叔父さんに競艇場に連れて行ってもらったことがきっかけで、その後高校を中退し、競艇学校に通って競艇選手になりました。
スタートダッシュの速さと、「ウイリーモンキー」と呼ばれるハイレベルなターンが池田選手の持ち味です。
池田選手は愛知支部所属ですが、桐生競艇場において高い勝率を記録している選手です。
現在では競艇の必須テクニックとなっている「モンキーターン」を進化させた「ウイリーモンキー」の発明者であり、現在では絶対王者松井繁選手に次いでSGタイルを2番目に多く獲得している選手です。
峰選手は佐賀支部の選手ですが、桐生競艇場での勝率は8点台と相性抜群です。
峰選手は何度も賞金ランキングトップに輝いている選手なので、競艇ファンで知らない人はいないほどの名選手です。
桐生競艇場ではチルト角度を-0.5から1.0までと指定されており、これは全24競艇場の中でもかなり制限が厳しいです。
桐生競艇場は昼と夜の温度差が激しく、水質が変化しやすいことと、赤城おろしという強い風が吹くこともチルトが厳しく設定されている要因といえるでしょう。
したがって桐生競艇場の場合は、4月以降まで待つ必要があるということになります。
毒島選手は近年特に活躍が目覚ましい選手で、群馬支部のみならず全競艇選手の中でも一番の注目株となっています。
ハイスピードな全速ターンが毒島選手の持ち味で、どの枠番からでも3着以内を狙える実力を持っている選手です。
桐生競艇場では12月にモーターの交換をおこないます。
モーターの性能はレース結果を大きく左右するので、良いモーターを引けるかどうかで選手の勝率は多少変わってくるといえるでしょう。
とはいえ、1号艇の1着率が高いのはほかの競艇場にも見られる特徴ですし、2着以降の1着率も全国平均とそれほど変わりないので、基本的に予想はセオリー通りで問題ありません。
江口選手も同じく群馬支部の選手で、桐生競艇場の勝率はほぼ8点台ととても高いです。
競艇王チャレンジカップやオーシャンズカップといったSG競走に優勝しているなど、実力も確かな選手なので、どの枠に出走していても注目しておいて損はありません。
桐生競艇場のみならず、インコースに「松井繁」選手の名前が出ていれば、舟券に絡めておいたほうがよいでしょう。
松井選手は「絶対王者」とも呼ばれている競艇ファンならば知らない人はいない選手で、これまでの生涯獲得賞金が唯一30億円を超えている選手です。
どちらの場合もメリットの反面何らかのデメリットがありますが、現在の競艇ではチルトをもっとも下げた状態である、「-0.5度」が主流だとされています。
伸び足を多少犠牲にしても、スタートダッシュやターンの回りやすさを重視したほうがレース全体を有利に運ぶことができるからです。
出走表を見ても、ほとんどの選手が-0.5度にしていることからもそれが分かります。
操舵技術、エンジン調整の技術ともに超一流の選手なので、あらゆる条件に対応できる選手ではありますが、唯一江戸川競艇場のみ優勝経験がありません。